会社をやめて独立するための自信をどうやってつけたかという話

会社を辞めて独立するなんてそんな勇気も自信もない、というのは僕ももちろんそうでした。

毎月安定した収入をもらっていて、ましてや養う家族や子供があったりすれば、そんな馬鹿げたことはできないですよね。

どうしてそんな馬鹿げたことができるようになったのか?

どこから自信を得たのか

やったことがなければ、できるかどうか分からないから当然 自信も持てないです。

僕もそうやって何年かを過ごしてしまいましたが、意外にも全く別のことからその自信を得ることができました。

それは、

10年間苦しんだ腰のヘルニアを自分で治した事でした。

腰痛で苦しんだ30代

30代はずっと腰痛に悩まされました。毎年のようにぎっくり腰になり、その間1週間位は激痛で動けない状態になりました。

33才でスキーに行った時は初日で腰痛がひどくなりその後は滑ることができませんでした。翌年34才の時も同様に初日で腰を痛めてしまいました。

体操・ヨガ・気圧療法、姿勢の矯正をしたり、机や椅子の高さの調整、立ち机での仕事などいろいろ試していましたが、だんだんとひどくなる一方で、朝 顔を洗う時には肘をついて支えなければ、上半身を前に倒せない状態でした。

 

MRIでの診断結果は「椎間板ヘルニア」、2つの軟骨が飛び出ていました。手術はしないで、理学療法をしましたが効果なし。

重いものは持てないし、子供を持ち上げることもできないくらい。椅子に長時間座るのもつらいけど、車に乗る姿勢がさらにつらく15分運転するのも苦痛で、30分も運転すると、腰が固まってしまうので、腰を伸ばす運動しないといけないくらいでした。

 

そうは言っても不思議なものでそれが日常になれば、それはそれで毎日は過ごせるし、仕事もできないわけじゃあないので、それなりに生活はしていたのですが、

自分の腰は、薄いガラスでできていてすぐにでも割れてしまいそうな、そんな感覚でした。

このままいったらいったい、50や60才になった時にはどうなるのだろう、、ヤバイ!! と恐怖に怯えたのが39才の時。そしてその2009年1月に決意しました。

 

「絶対にこの腰を1年で治す。そして12月には家族でスキーに行ってまた自由に楽しく滑るぞ!」と目標を立てたのです。そして朝晩ベットの中でイメージトレーニングを始めたのです。

この方法の詳細は長くなるのでまた別途記事にしますが、てっとりばやくその結果は、、、

 

なんと、、、

 

驚くことに、、、

 

というか、自分でもホントに信じられないことが起こりました。

 

それまで10年間苦しんできた痛みが、1ヶ月もしないうちにある日嘘のように消えてしまったんです。

それはまさに奇跡でした。

朝起きるとなかなか起き上がれずに痛いはずの腰が、あれ?? 痛くない、すぐに起きれる!

顔を洗う時も、あれれ?!普通に前かがみになれる!と。

 

そしてその後、筋力が弱いのは分かっていたので、筋トレ開始、冬には5年ぶりにスキーに行き、無事に楽しむことができたのです!

本気でやればなんでもできる!

それで、なんでこのことが、安定した仕事をわざわざ辞めて独立するための自信になったかということですが、

「本気でやればなんでもできる!」

と、腹の底からそう思えたからなんです。思い込もうとして思ったのはなく。

そう思えれば、どの分野でも関係ないってこともわかりました。

 

この自分にとってインパクトのある成功体験を、どの分野でもいいから作ることができれば自信がつきます。

小さな成功体験を積むことも大事ですが、やはりインパクトのある成功体験があるのは強いです。

それは人から見てどうであろうと、自分にとってインパクトがあればいいんです。

それはこれから独立してやりたい仕事と関係なくても大丈夫です。でも、こうなれたらいいな、いつかはこうなりたいなあ、というのはダメです。そんなのはいつまでたってもできないです。

どうしても絶対に何がなんでもしたい!って本気で思えることは必ず実現できます。

今実現したいことは?

あなたは、今どうしてもやりたいことがありますか?
または、どうしてもこうはなりたくない、ってことはありますか?

それを

絶対にこれはする!
絶対にこうはならない!

に高めるんです。

人間の行動の同期は

・快楽を求める
・痛みを避ける

の2つですから。自分でそれを増幅するんです。

・今本気でやりたいことは何か
・それが実現しなかった時の痛みを書き出し、絶対にそうならないと誓う
・それが実現したメリットと、実現した時の喜びの感情を書き出す
・実現した時のイメージを描く

僕はこれを実直にやり、10年来の腰痛を自分で治した事で大きな自信を得たんです。 

(ちょっと補足)
そんで、もしやりたいことが分からない、特に克服したい障害が何もない、でもいまいち自信がないという場合は、まずは筋トレかランニングもお勧め、誰にでもできて目に見える成果が得られるので。

 

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